TypeScriptとは

TypeScriptとは

TypeScript は JavaScript の機能拡張版とでもいうべきものです。

現在、日本のWebアプリケーションを作っているベンチャーのような企業では、JavaScript ではなく TypeScript を採用しているところがほとんどです。

ただ、これは新しく何もかも勉強し直しなのではなく、ほとんど JavaScript と同じで、機能が拡張されているようなものなので、JavaScript を学べば、TypeScript も自然と使えるようになります。

TypeScript は MicroSoft が開発したもので、次のMicroSoft のサイトで動作確認ができるようになっています。

[TypeScript: TS Playground - An online editor for exploring TypeScript and JavaScript]

https://www.typescriptlang.org/play

TypeScript の動作環境の整備

Node.js を使って環境を整えて、TypeScriptを自分のパソコンで動作する環境を作ってみましょう。(ここでもまた、あなた自身でぜひトライしてみてください!)

React

Reactは、Meta社(旧Facebook社)が開発し、現在はコミュニティによってメンテナンスされているオープンソースのJavaScriptライブラリです。

Reactは、ユーザーインターフェースを構築するためのもので、非常に多くの企業で採用されています。

Reactを使うと、JSXというJavaScriptの拡張構文を使用することになります。

これはJavaScript内でHTMLのような構文を書くことができ、それによって画面の構成やデザインを制御することができるようになります。

HTMLをほとんど使わなくても、Reactで画面をすべて作ることができ、その画面の表示切り替えや動作がHTMLよりも自在にコントロールできるので、プログラマーから非常に高い評価がされているライブラリです。

それなりに使うのが難しいのですが、その分、使いこなせる人が非常に少ないので、Reactを学ぶとプログラマーとしてのキャリアが大きく有利に働くようになりますので、覚えておいて損がない、ということではなく、覚えないと明確に損だ、といえます。

Programming Academy zero-plus-one では積極的に React の学習をおすすめしています。

Reactの動作環境構築

React と TypeScript の組み合わせもよく使われますが、学習の段階では学ぶことが多すぎて混乱を生みかねないので、React と JavaScript で学習します。

ここではReact の動作環境を作ってみます。

React は特殊な構文を用いるために、JavaScript の機能拡張が利用できる Node.js を使って動作環境を作ります。